Tragische 悲劇的。
死と再生は、黒と赤金。
"気鋭の若きマエストロ、日本で最も期待される若手指揮者の一人" 角田鋼亮さんとの縁で、自身が指揮をするオーケストラ「Der ferne Klang デア・フェルネ・クラング」の第5回 愛知県芸術劇場コンサートホール公演のグラフィックス(ポスター・フライヤー・チケット・プログラム)をアートディレクション、デザインをしました。第3回 愛知県芸術劇場公演、第4回 京都コンサートホール公演に引き続き3回目の担当となります。仰望するグスタフ・マーラーの『交響曲第6番「悲劇的」』、フランツ・シュレーカーの『大オーケストラのための舞踏音楽「ロココ」』 、そして、リヒャルト・シュトラウスの『楽劇「サロメ」より「7つのヴェールの踊り」』が演目です。
悲劇的、死と再生を、特色2色「黒」と「赤金」を用い、プレーン、平明に置き換えました。
秋の始まりの名古屋でぜひお愉しみください。
Der ferne Klang "5th Concert" 愛知県芸術劇場コンサートホール
client: 交響楽団 デア・フェルネ・クラング / Der ferne Klang
city: 愛知県名古屋市
art direction: 宮良当明
design: 宮良当明 / 川口裕美
notes: 愛知県芸術劇場,名古屋,マエストロ,指揮者,角田鋼亮,デア・フェルネ・クラング,Der ferne Klang,コンサートホール,グスタフ・マーラー,フランツ・シュレーカー,リヒャルト・シュトラウス,音楽,ポスター,クラシック,コンサート,オーケストラ,グラフィックデザイン,プリント,フライヤー,印刷,チケット,プログラム,特色,dic,黒,金,グリッドデザイン,交響曲第6番「悲劇的」,大オーケストラのための舞踏音楽「ロココ」,楽劇「サロメ」より「7つのヴェールの踊り」
Photo of the etching by Emil Orlik; this etching was published (horizontally flipped) in the Groves Dictionary and New Outlook (1907), Volume 86, p.891. / Collections Walter Anton
指揮者 角田鋼亮
東京芸術大学大学院指揮科修士課程並びにベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。2002年、安宅賞受賞。2006年、第3回ドイツ全音楽大学・指揮コンクールで最高位を獲得。2008年、第4回カラヤン生誕100周年記念の同コンクールでも2位入賞を果たした。2010年、第3回マーラー指揮コンクールでは最終の6人に残った。これまでに、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ブランデンブルグ交響楽団、上海歌劇院管弦楽団、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、九州交響楽団等と共演している。
2008年、ドラマ『新春スペシャル・のだめカンタービレ』においては千秋真一役の指揮指導を務めた。2015年4月より、セントラル愛知交響楽団の指揮者に就任。セントラル愛知交響楽団第145回定期演奏会(シベリウス&山田耕筰作品)の指揮が高く評価され、「第11回名古屋ペンクラブ音楽賞」を受賞。2016年4月より大阪フィルハーモニー交響楽団の指揮者に就任。2018年1月には、大阪フィルハーモニー交響楽団第514回定期演奏会に登壇(マーラー:交響曲第1番「巨人」)、若さ溢れるエネルギッシュな指揮ぶりで好評を博した。2018年4月より、新たに仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者に就任し、いま日本で最も期待される若手指揮者の一人として活躍の場を拡げている。2019年4月からは、セントラル愛知交響楽団常任指揮者への就任が決まっている。KAJIMOTO所属。