2019年のFruit Labels Calendarは
再び、南米アルゼンチンから。
過去、東京 渋谷(パルコ Part1)、大阪 中之島(フェスティバルプラザ)のふたつのデルフォニックス・ギャラリー、姫路的形の HUMMOCK Cafe、そして、昨年、辻堂 TOASTED で開催され、ささやかに好評を博した 吉本 宏 と 宮良当明 の「Fruit Labels Traveler 旅するフルーツシール展」。同展で、一番人気のアイテムだった「フルーツシール・カレンダー」の 2019年版が刷りあがりました。
OZmagazine オズマガジン「おいしいフルーツ」特集号(2018年7月号)でも紹介された、フレッシュでジューシーなカレンダーの新作です。
今秋、アルゼンチンへの旅で出逢ったフェルナンドとのささやかな交流と友情から生まれた本作は、12月、アーガイルデザインショップおよび一部のショップ等で販売をいたします。
新春を迎えるパーソナルユースのカレンダーとして、また、クリスマス・プレゼント、お年賀用などご贈答用にもぜひご利用ください。
(裏面は、すべてヴィンテージ・ポストカード仕様。季節のお便り、ご挨拶にもぜひどうぞ)
※ 限定100部とさせていただきます。
◎ご購入はこちらから
アーガイルデザイン・ウェブショップ
アーガイルデザイン・ウェブショップ
Bienvenidos a Argentina!
アルゼンチンの旅で知り合ったフェルナンドが案内してくれた
ブエノスアイレスのアンティーク・マーケット。
アルゼンチンのフォルクローレやロックを扱うレコードショップに、
フルーティーなドリップを淹れてくれるコーヒーショップを巡り、
その隣の店のカウンターで熱々のエンパナーダを頬張る。
もちろんフルーツショップにはたくさんのフルーツシールが。
同じくフルーツシールを集めているフェルナンドは
ちょうどイタリア旅行から帰ってきたところだといって、
手帳に貼ってあったイタリアのシールをプレゼントしてくれた。
こうして旅を経てできあがった2019年の Fruit Labels Calendar。
Fruit labels traveler’s Calendar Series
“Bienvenidos a Argentina"
2019
Hiroshi Yoshimoto - Masaaki Miyara
仕様
・ポストカードサイズ
(2019年カレンダー/12ヶ月分/孔版印刷/両面印刷[裏面 ヴィンテージ・ポストカード仕様]/堅厚紙)
・変形ダストジャケットカヴァー
・Fruit labels traveler 缶バッジ 1個付き
※種類はお選びいただけません
・OPP袋
・限定100部(エディション番号付き)
※画像はイメージです
定価
1,800円(with Tax)
ADP 042
©2018 Argyle design limited
#fruitlabelstraveler #旅するフルーツシール展 #argyledesign
◎ご購入はこちらから
アーガイルデザイン・ウェブショップ
取り扱いショップ/カフェ/店舗
resonance music - 兵庫 芦屋 http://www.resonancemusic.jp/ fecebook instagram
CAFE Ryusenkei - 神奈川 箱根・西湘・湘南 http://cafe-ryusenkei.com/ facebook instagram
TOASTED DESIGN WORKS - 神奈川 藤沢 辻堂 http://toasted.jp/ facebook instagram
tsukigoya - 神奈川 北鎌倉 明月院通り下 http://tsukigoya.jp/ facebook instagram
mono 森音 - 北海道 美幌 https://www.monomorion.jp/ facebook instagram
《JOURNAL》
積極的な写しと観ることについて
(かつて)多くの魅力的なフルーツシールは、凸版印刷やシルクスクリーン印刷で刷られていました。十年目の作品から、その背景の理解、再発見のために、シルクスクリーンに近い「孔版印刷」という技法を活用しています。色ごとに造形を理解し分解をし、想像上の版をとり、一色一色ごとに色を重ね刷り上げています。そのため、作為を超えた版ずれから起こるインクの掛け合わせや白抜け、「孔版印刷」の特徴である色ムラやカスレが、飾らない絶対非演出のなかで時としていきいきと生じます。
読み人知らず的なアノニマスなデザインといえるフルーツシールのその造形のアウトラインをなぞることで、作者の「手と眼の痕跡」を、ぼくらの手と眼で丁寧に追いかけました。当時の技術や「色」の文脈への理解を下敷きに、こうやって、ぼくらが愛した旧き良きチャーミングなフルーツシールの面影がここに蘇りました。
このデケイド、ぼくらは世界中を軽やかに流通するこの愛くるしい「小さきもの」への大きな敬意の表明と、その脚元を明るく照らすパブリシティを目的に、架空の旅をテーマに「フルーツシール・トラヴェラー」としてカレンダーを作り続けてきました。
魅惑の大陸《南米》を題材とした「Gateway to South America」、再び世界に眼を向けた数作「George Morrison’s Trip Around the World」、「Alessandro Del Moretti’s Trip Around The World」、「Bienvenidos a Argentina」は、ぼくらにとって、憧憬の念や深い共鳴、シンパシーを持って手本とされた古今東西の「やきもの」のような、あるいは和歌の「本歌取」に似た、対象への最大のオマージュを携えた積極的な写しの態度のある種の到達点、完成形と云えるのかもしれません。
好きな先人の言葉があります。
「美とは、それを観た者の発見である。創作である。」
ぼくらの眼の純度をたよりにしたこの発見と創作を、ぜひ手に取り、一年を通して、つぶさに観てもらえるとうれしいです。
Fruit Labels Traveler 旅するフルーツシール展
【第1回】「Fruit Labels Traveler 旅するフルーツシール展」
(Delfonics デルフォニックス 渋谷ギャラリー/東京渋谷 パルコパート1)
http://argyledesign.co.jp/work/graphicdesign/fruit-labels-traveler-delfonics-shibuya-gallery.html
【第2回】「Fruit Labels Traveler 旅するフルーツシール展」
(Delfonics デルフォニックス 大阪ギャラリー/中之島フェスティバルプラザ)
http://argyledesign.co.jp/work/graphicdesign/fruit-labels-traveler-delfonics-osaka-gallery.html
【第3回】「Fruit Labels Traveler 旅するフルーツシール展」
(HUUMMOCK Cafe ハンモックカフェ 姫路 的形)
http://argyledesign.co.jp/work/graphicdesign/fruit-labels-traveler-himeji-hummockcafe.html
【第4回】「Fruit Labels Traveler 旅するフルーツシールとカレンダー展」
(TOASTED トーステッド 藤沢 辻堂)
https://argyledesign.co.jp/work/graphicdesign/fruit-labels-traveler-toasted-tsujido.html
雑誌などメディア掲載
OZmagazine オズマガジン 「おいしいフルーツ」 2018年7月号 掲載
https://argyledesign.co.jp/work/graphicdesign/ozmagazine-2018-07-fruit.html
OZmagazine オズマガジン 「楽しい文具と紙のもの」 2018年3月号 掲載
https://argyledesign.co.jp/work/graphicdesign/ozmagazine-201803.html