鈴木英之助謹製 「生の湯石鹸 Kinoyu Soap」 箱根強羅 The Classic Soap
アートディレクション パッケージデザイン ブランドデザイン グラフィックデザイン
神奈川県足柄下郡箱根町強羅 / 神奈川県横浜市
あの日。
やさしく環る湯紋に
箱根強羅の翠が映った。
由緒
小さな宿の石鹸
昭和二十四年から続いてきた小さな宿。
創業間もない頃には、白濁の引き湯。先代は苦労の末、新たな源泉を、緑の庭の中に掘り当てました。
湧き出でた温泉は、無色透明、肌になじむ、さらりとした、やわらかい湯でした。
先代の意志を引き継いだ父 英之助は、常々〝お湯も宿も生きもの〟と、日々手をかけることの大切さを語り、その湯を『生の湯』と名付け守りました。
ある日、父の友人でもあった石鹸匠人が、『生の湯』に合う良質の石鹸を、お客さまのためにと、届けてくださったことをきっかけに、小さな洗顔石鹸が客室に置かれるようになりました。
時は流れ、宿も先人も彼方となった今もなお重みを増す先人たちの〝人を想う気持ち〟。
そのつながりがつくりあげた石鹸。
かけがえのない日常や旅先での特別なひとときに、また贈り物としてご愛用いただけたら幸いです。
手のひらでゆっくり泡立てることが洗浄と保湿を豊かにする肌にやさしい製品でございます。
「生の湯石鹸」の復刻にあたって
鈴木 芳子
Our Heritage
Handcrafted from Tradition and Nature
Since 1949, a small Japanese inn thrived in the mountains of Hakone, offering warm hospitality and care. In its early days, the inn sourced cloudy, mineral-rich water from the mountains. After much effort, a pristine hot spring was discovered in the lush local garden.
This spring water, clear and gentle, became a cherished secret, known for its soothing touch and skin-friendly properties.
The founder, Einosuke Suzuki, believed in nurturing both the water and the inn as living entities, emphasizing daily care. He named the spring “Kinoyu”, signifying its purity and vitality.
One day, a skilled soap artisan and friend of Einosuke Suzuki created a special soap to complement the spring water. This high-quality soap soon became a beloved part of the inn’s experience.
Though time has passed, the heartfelt care of the past continues to resonate. The legacy lives on in this handcrafted soap.
We hope you cherish Kinoyu Soap in your everyday moments, on your travels, or as a thoughtful gift.
This gentle product, when lathered slowly in your hands, enhances cleansing and moisturization, providing a truly pampering experience for your skin.
A Tribute to the revival of Kinoyu Soap
Yoshiko Suzuki
取り扱い宿・店舗
◎箱根強羅 中村屋神奈川県足柄下郡箱根町 強羅
（箱根登山鉄道 強羅駅）
gora-nakamuraya.com
◎CAFE Ryusenkei
神奈川県足柄下郡箱根町 二ノ平
（箱根登山鉄道 彫刻の森駅）
cafe-ryusenkei.com
◎本喫茶わかば
神奈川県足柄下郡箱根町 仙石原
hakone-wakaba.jimdosite.com
◎MR COFFIE
神奈川県足柄下郡箱根町 仙石原
mountainripper.com/mr_coffie
◎伊豆長岡温泉 ホテルサンバレー伊豆長岡
静岡県伊豆の国市古奈 伊豆長岡
（伊豆箱根鉄道駿豆線 伊豆長岡駅）
izu3800.jp/fujimi
◎tsukigoya
神奈川県鎌倉市山ノ内 北鎌倉
（JR横須賀線 北鎌倉駅）
tsukigoya.jp
◎箱根強羅温泉 瑞の香り
神奈川県足柄下郡箱根町 強羅
（箱根登山鉄道 強羅駅/早雲山駅）
miz-k.xyz
2023年12月24日 - 2024年1月8日（期間限定）
※2023年12月末現在
client: あしがらコーディネートハウス Ashigara Coordinate House
city: 神奈川県足柄下郡箱根町強羅 / 神奈川県横浜市
art direction and design: 宮良当明 Masaaki Miyara and Argyle design ltd.
photograph: 宮良当明 Masaaki Miyara
adviser: 合羅智久 Tomohisa Gora
notes: graphic design, art direction, hakone, brand design, letter pres, kinoyu, soap, packege design, 活版印刷, 生の湯, あしがらコーディネートハウス, パッケージデザイン, ラベル, ヴィジュアルアイデンティティ, アートディレクション, グラフィックデザイン, アラベール ホワイト, アラベール-FS, キャラメル箱, 活版印刷, 箱根, 強羅, 温泉, 温泉宿, 宿, 旅館, 老舗, 鈴木芳子, 鈴木英之助謹製, 枠練石鹸, 日本製, 伝統, 環, 翠, 楼, 湯紋, 瓢箪, 復刻, 変形巻三つ折り, 蛇腹折り, 蛇腹五つ折り, 経本折り, 正方形, カード, パンフレット, ひょうたん, ひょうたんの湯, 湯紋, 六瓢, 箱根の山々の緑色が湯に映える, あの日。やさしく環る湯紋に箱根強羅の翠が映った。
