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ARGYLE DESIGN - Stories through Design.

写真家 林田摂子 写真集「岸へ」|装幀・ブックデザイン

林田摂子 写真集 岸へ

写っていて、写っていない、
そこにある何かを ––––

旧友の写真家 林田摂子さんの新しい写真集『岸へ』の装幀・ブックデザインを担当しました。考えたことは、両手のひらに馴染むこと、経年への愛着、淡々さ、余白と整理と書体、そしてささやかさ。
赤いファブリックを纏わせた上製本に、ちいさなフォイルの箔押しと帯を兼ねた白いダストカヴァーを添えた、至って簡素で正統な造形に行き着きました。多くのひとに届き、長い年月のあいだ、ふと手にとって眺めてもらえる一冊になることを願ってやみません。

本写真集の出版に合わせ、彼女の写真展『岸へ』が、2月下旬から3月にかけて、県内外から多くのファンが訪れる「松江 DOOR」で開かれます。

真率な一瞬一瞬をそっと(でもたしかに)掬いとった、正しく愛すべき写真群です。写真家の本望はプリントにこそ宿っている、と ぼくはそう信じています。彼女のまぎれもないまなざしの行方と本望を、何かを受け取るように写し組み立てられた、会場のプリント群の中で探してください。
それらの写真に写っていて、写っていない、そこにある何かを –––––––––







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林田摂子 写真展 「岸へ」
松江 DOOR


2018年2月24日[土] - 3月4日[日]
13時 - 18時
* 3月2日[金] 休み

◎2月25日[日] 14時 -
DOOR 高橋香苗さんとのクロストーク

◎作家在廊日程 期間中の土/日/月

◎写真集 「岸へ」 2018年2月刊行
会場にて先行販売

DOOR
松江市上乃木1-22-22 〠6900015
t 0852 26 7846





林田摂子 写真集 「岸へ on shore」 | 装幀・ブックデザイン


岸へ
林田摂子

2018年2月24日 発行
WATER BOOKS

写真 / 構成 林田摂子  
ブックデザイン 宮良当明 アーガイルデザイン  
編集 川口裕美

  
on shore
Hayashida Setsuko

24th February 2018
WATER BOOKS

Photography / Composition, Hayashida Setsuko
Design, Miyara Masaaki / Argyle Design Ltd
Edit, Kawaguchi Hiromi

Credit

client: 林田摂子 Hayashida Setsuko / WATER BOOKS
city: 島根県松江市
art direction and book design: 宮良当明 Miyara Masaaki
edit: Argyle Design, 川口裕美 Kawaguchi Hiromi
notes: グラフィックデザイン アートディレクション 写真家 デザイン プリントデザイン 編集 印刷 写真集 ブックデザイン 装丁 装幀 ダストカヴァー 帯 上製本 金箔押し 布張り ファブリック ホットスタンプ DOOR 松江 写真展 岸へ 林田摂子

変形菊判 / 上製本 / ハードカヴァー / 布張り / 金箔押し(メタリックフォイル) / 角背 / ホローバック(腔背) / 見返し / 44ページ / オフセットカラー印刷 / ダストカヴァー(帯)

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Exhibition

Exhibition "6th Fruit Labels Traveler" Art and Design Gallery "The Hours", Miyazaki

色とりどりの果物は軽やかに国境や赤道を超える。
港から港へ。マーケットから食卓へ。
海の向こうからやってくるフルーツシールはいつも旅している ––––


バナナやオレンジ、レモンに貼られたあのポップな「フルーツシール」。いつの頃からか財布や手帳にペタペタと貼りはじめ、気がつけば2,200枚近い数になっていました。
吉本 宏と宮良当明の小さなコレクションを一堂に集めた世界でも初めて? のフルーツシール展を開催します。

2016年 東京渋谷パルコ・大阪中之島フェスティバルプラザのふたつの DELFONICS GALLERY を皮切りに、2017年 姫路 HUMMOCK Cafe、2018年 藤沢辻堂 Toasted、2019年 鎌倉由比ガ浜 CORNO でささやかに好評を博した同展の第6回目のエキシビジョンとなります。
ふたりがヨーロッパや南米のマーケットでコツコツと収穫したキュートなシールのコレクション展示をはじめ、新作オリジナルデザインアイテムを限定販売します。

The Hours 主宰、杉 怜くん(Scenery of Design)とは、長く "高級な友情" を育んできました。本展におけるフルーツシールのアート&デザイン面のクローズアップは、彼との共同作業を通して生まれ、新しい展示の在り方を形づくるものとなりました。当ギャラリーの「こけら落とし」に相応しいフレッシュで活き活きとした展覧会になることを願っています。

九州初上陸の「旅するフルーツシールのデザイン展」、ちょっぴりレトロでカラフルな、グラフィックデザインの宝庫ともいえる〈小さきもの〉の世界をつぶさにお愉しみください。

*終了いたしました。
fruit labels traveler|calendar “Bienvenidos a Argentina”

fruit labels traveler|calendar “Bienvenidos a Argentina”

Fruit labels traveler "Calendar"

アルゼンチンの旅で知り合ったフェルナンドが案内してくれた
ブエノスアイレスのアンティーク・マーケット。
アルゼンチンのフォルクローレやロックを扱うレコードショップに、
フルーティーなドリップを淹れてくれるコーヒーショップを巡り、
その隣の店のカウンターで熱々のエンパナーダを頬張る。

もちろんフルーツショップにはたくさんのフルーツシールが。
同じくフルーツシールを集めているフェルナンドは
ちょうどイタリア旅行から帰ってきたところだといって、
手帳に貼ってあったイタリアのシールをプレゼントしてくれた。

こうして旅を経てできあがった Fruit Labels Calendar。


全国各ショップ/ウェブストアにて発売開始
*完売いたしました。