新しい □ を、共に、つくる
相模原市印刷広告協同組合のウェブサイトのディレクションとデザインおよびコーポレートロゴの制作を担当しました。
一昨年、神奈川県中小企業団体中央会のサポートのもと、中小企業庁「中小企業活路開拓調査・実現化事業(中小企業組合等活路開拓事業)」の助成を受け、プロジェクト委員長(宮良当明)として策定をした相模原市印刷広告協同組合のサステイナブル・ヴィジョン「CYAN(思案)VISION」。
そのヴィジョンの神奈川県・相模原市民、組合員企業、官公庁等ステークホルダーへの訴求はもちろん、電子ブックページなど便利なコンテンツや機能を充実させました。
シアン色を基調とした新しくシンプルなデザインとヴィジョンが、持続可能な組合活動の大きな支えになることを願っています。
相模原市印刷広告協同組合|ウェブ制作 / ヴィジョン策定 / コーポレートロゴ制作 / 写真撮影
http://www.soin.or.jp/
client: 相模原市印刷広告協同組合(長田 功 代表理事), 神奈川県中小企業団体中央会
industry types 業種: 印刷広告業
city: 神奈川県相模原市/神奈川県横浜市中区
art direction, design, photography and copy: 宮良当明 アーガイルデザイン
notes: ヴィジョン策定, ロゴ, ウェブデザイン, コンサルティング, コンサル, プロジェクト, コピー, ポスター, 写真, 中小企業活路開拓調査・実現化事業
相模原市印刷広告協同組合 〈Cyan Vision〉 について
「平成25年度 中小企業庁 中小企業活路開拓調査・実現化事業(中小企業組合等活路開拓事業)」の補助制度を受け、相模原市印刷広告協同組合の「ヴィジョン策定」プロジェクトをサポートいたしました。活路開拓事業とは、環境変化等に対応するため、単独では解決困難な諸テーマ(新たな活路開拓・付加価値の創造、既存事業分野の活力向上・新陳代謝、情報化の促進、技術・技能の継承、海外展開戦略、各種リスク対策等)について、企業が連携して改善・解決を目指すプロジェクトを支援する全国中小企業団体中央会によるプログラムのひとつです。当事業の今回のテーマは、「業種から業態へ ~印刷・広告業界で生き残るための組合ヴィジョン作成~」。アーガイルデザインの CI(コーポレート・アイデンティティ)制作の経験とノウハウを活かし、無形の言葉/想いを明確で訴求力の伴ったヴィジュアルへとデザイン化するための専門家委員/委員長として参加をいたしました。
多様なアンケート/ヒアリングの作業を通し最適なキーワードとスローガンを抽出、そして、また、日頃より CI 制作において活用をしている複数の独自「評価クライテリア」を有効利用し、ビジョンの基本的な考え方の下支え、確かな骨格を形づくり、その一方で、熊本、静岡の団体/企業への視察を重ね、目指すビジョンの有効性、妥当性を高めて行きました。
一昨年夏からスタートし年間を通してのロングランとなった当プロジェクトですが、相模原市印刷広告協同組合(山本博之理事ほか)をはじめ、神奈川県中小企業団体中央会メンバー(内田進氏/稲葉雅哉氏)ならびに、多くの組合員企業、視察先の方々に多大なご協力をいただき、無事「CYAN VISION(思案ヴィジョン)」として策定に至りました。
当初より、「ヴィジョンつくりとは、CI つくりにほかならない」というスローガンを掲げたもとでのプロジェクト進行でありましたが、ヴィジョン作成に伴い別途制作をしたヴィジョンを現すロゴシンボルが、当組合の新しいロゴシンボルとして活用されるという「首尾一貫」的なうれしい展開も生まれました。
“新しい「 何か 」を共につくる。”
まっさらな白銀比の長方形(A列)用紙に、思案(CYAN)をしたアイデアを毎年度書き込むというサステイナブル(持続可能)かつ推進力のある新しいヴィジョン・スタイルのもと、ますますのご発展をお祈り申し上げます。
相模原市印刷広告協同組合〈Cyan Vision〉
「新しい □ を、共に、つくる。」
新しい □ を、「相模原と/異業種と/組合員と」共に、「創造性を持って/発信力を持って/先進性を持って」つくる。