鮮かでフレッシュなつながり、生活の愉しさのエッセンスが溢れる場所に
東京都世田谷区桜新町(弦巻)のフラワースタジオMayfair Flowersの特厚合紙ボードタグカードをデザインしました。Mayfair Flowers主宰のフローリスト村田さとみさんとは、早いものでもう15年近いお付き合いになったのでしょうか。2004年の初春、自宅ダイニングテーブルを囲んだ小人数のフラワーレッスンから始まり、2013年秋、桜新町駅近くの大通りに路面店舗のリ・オープン。さまざまなターニングポイントで、ロゴタイプ、グラフィックス、サインを始め数多の制作物のデザイン/ディレクションを担当してきました。
やさしく風合いのあるコットンスノーホワイトとダークブラウンの特厚ボード紙を貼り合わせ、スノーホワイト面側に「ロゴシンボル」と「Setagaya Tokyo」を村田金箔の光沢シルヴァー・グリームホイルで箔押しをしました。大小二種サイズを用意し、小サイズはダイカットで抜き断裁をしています。場合により、2mmØの穴を開け、シルヴァー色の絹紐を通し、フラワーアレンジメントにチャームとして飾り付けることができる仕様も想定しています。
光沢シルヴァーのみのシンプルなプリントデザインは、過去に制作し長く活用をされているショップカード、名刺、品質保証書、封筒、シール、ファサード・サインなどのシルヴァー(特色・箔押し)をあしらったベーシックアプリケーションの延長線上の親和性を十分に持たせることで、Mayfair Flowersのブランディングに奥行きとトーンアンドマナーを与えました。
光線の角度によってその表情を変え、時にシャープに、時に控えめに柔らかく反射する箔押し加工は、カードやラベル、パッケージデザインにおいて独特の美しさと上品さ、クラッシーな佇まいを醸しだします。
英国の香り豊かな書体CASLONをベースにデザインを施したロゴタイポに合わせた「Setagaya Tokyo」のフレーズを、ベーシックアプリケーションでは初めて印字しました。ショップの開店から早5年。もうすっかり世田谷桜新町の街のランドマークとなり、街を鮮やかに彩るショップのひとつとして健やかに成長をしたMayfair Flowersのある種の矜恃と受け取れます。
結びに、2013年のショップ開店の際に用意をしたフライヤーに掲げたコピーを引用します。
チューリップの球根の植え付けの頃、不安と期待を携えながらリ・スタートをしたMayfair Flowersは、新たな出逢いを通じ、鮮やかでフレッシュなつながり、生活の愉しさのエッセンスがたくさん溢れる場所になったはず。そして、これからも明るく美しく輝き続けることを心から願っています。
いままで「ありがとう。」
そして、新しい出逢いに「こんにちは。」
2004年の初春、ふたりだけの受講生からゆっくりとあゆみ始めたメイフェア・フラワーズ。
ダイニングテーブルを囲んだ、微笑み溢れるアットホームなレッスンから、多くの卒業生が巣立って行きました。
菊花薫る十一月、メイフェア・フラワーズは、桜新町に装いも新たにリ・オープンいたします。鮮かでフレッシュなつながり、生活の愉しさのエッセンスが見つかる場所。
新しいメイフェア・フラワーズでお逢いしましょう
Mayfair Flowers メイフェアフラワーズ
東京都世田谷区弦巻3-9-5 〒1540016
03 6385 2788 .phone&facsimile
Mayfair Flowers メイフェアフラワーズ|特厚合紙ボード タグカード・銀箔押し|グラフィックデザイン プリントデザイン|東京都世田谷区
client: mayfair flowers inc.
city: 東京都世田谷区 setagaya tokyo
creative direction and design: miyara masaaki and argyle design
notes: カード 合紙 ボード紙 箔押し 銀 シルヴァー logo typography ロゴタイポ 村田金箔 グラフィックデザイン プリントデザイン グリームホイル 貼り合わせ合紙 コットンホワイト ダークブラウン ダイカット 桜新町 弦巻 世田谷 東京都 チャーム ショップカード 特厚カード メイフェアフラワーズ フラワーショップ フラワーアレンジレッスン 路面店 村田さとみ mayfair flowers