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ARGYLE DESIGN - Stories through Design.

社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会|『つたえる、つたえる。』|装幀・ブックデザイン 編集 グラフィックデザイン 写真 コピー|社会福祉事業団体|東京都国立

瞬間瞬間に流れていた空気と、溢れ出た人々の喜怒哀楽をここに。

精神保健、障がい者支援のフロンティアでトップランナー、東京都 社会福祉法人多摩棕櫚亭協会 著の『つたえる、つたえる。』の編集、装丁、ブックデザイン、写真撮影、コピーを担当しました。

過去の膨大なテキストや写真を時系列上にシンプルにピックアップ、レイアウトし、その時代時代に「つたえたかったこと」を丁寧に編み込みました。
僅か百数ページで、三十年のすべてを物語れるものではありません。しかし、その瞬間瞬間に流れていた空気と一緒に、関わり持った多くの人たちから溢れ出た喜怒哀楽を、このパッケージの中に余すことなく閉じ込めることができたのではないか…… と、ささやかながらそう思っています。

装丁では、小口をがんだれのように折り込むフランス表紙を効果的に機能的に活かし、棕櫚の花ことば「変わらぬ友情」を添えつつ、30年の時間という大きなひろがりを現しました。

機会があればぜひ手に取りご一読ください。

追記:
この記念冊子 『つたえる、つたえる。』は、30周年記念事業の一環で出版・発行をし、四月吉日、都内ホテルで催された「棕櫚亭 30周年記念パーティー」と発行日を袷せ、ご出席者のみなさまへ謹呈をしました。

2015年、ロゴシンボル・デザインと CI(コーポレート・アイデンティティ)の再構築からスタートをし、その後、ウェブサイト・リニューアル各種パンフレットの再整備、そして、パーティーの開催、この記念冊子の発行を持って、担当をした一連のプロジェクトの終わりを無事迎えることができました。

また、本記念パーティーのヴィジュアル・デザイン、各種制作物、プロジェクション・ワーク、装花(フラワーアレンジメント)もアーガイルデザインでディレクションを担当しました。





『つたえる、つたえる』表紙/装丁/ブックデザイン
『つたえる、つたえる』表紙/装丁/ブックデザイン/フランス表紙
『つたえる、つたえる』本文デザイン/装丁/ブックデザイン
『つたえる、つたえる』本文デザイン/装丁/写真撮影/ブックデザイン
『つたえる、つたえる』本文デザイン/装丁/ブックデザイン/奥付
『つたえる、つたえる』本文デザイン/装丁/ブックデザイン
30周年記念パーティー|ホテル会場風景|書籍『つたえる、つたえる。』


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つたえる、つたえる。
-棕櫚亭の30年のことば-


2017年4月23日発行

編著・編集 天野聖子

装幀・本文デザイン・写真・編集 宮良当明(アーガイルデザイン)

イラストレーション バベットしもじょう

ゴム版画 あまのさくや(さくはんじょ)

発行人 小林由美子

発行 社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

東京都国立市富士見台1-17-4 〒186-0003
TEL 042-571-6055
www.shuro.jp


©2017 Social Welfare Corporation Tamashurottei Organization

Printed in Japan

SHURO BOOKS

菊判(218mm×152mm)/並製本/無線綴じ/オフセット印刷/104ページ/フランス表紙(がんだれ・小口折)/筋入れ/PPマット加工


目次


献辞  3
-
まえがき(棕櫚亭のはじまりからもう30年)  5
-

はじまり、はじまり 1986-1995  11
-
Documentary 樹幹  36
-

つながる、つながる 1996-2005  39
-
Documentary 樹葉  58
-

ひろがる、ひろがる 2006-2015  61
-
Documentary 樹花  84
-

あゆんだ、あゆんだ(あゆみ)  86
-
つづける、つづける(あとがきに代えて)  95
-

奥付  99




client: 社会福祉法人多摩棕櫚亭協会
city: 東京都国立市
art direction, edit, photography and copy: miyara masaaki
design: argyle design and kawaguchi hiromi
notes: ブックデザイン, 装丁, 装幀, 本文デザイン, 編集, 企画, 写真撮影, エディトリアル, グラフィックデザイン, コピー, 菊版

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Exhibition

Exhibition "6th Fruit Labels Traveler" Art and Design Gallery "The Hours", Miyazaki

色とりどりの果物は軽やかに国境や赤道を超える。
港から港へ。マーケットから食卓へ。
海の向こうからやってくるフルーツシールはいつも旅している ––––


バナナやオレンジ、レモンに貼られたあのポップな「フルーツシール」。いつの頃からか財布や手帳にペタペタと貼りはじめ、気がつけば2,200枚近い数になっていました。
吉本 宏と宮良当明の小さなコレクションを一堂に集めた世界でも初めて? のフルーツシール展を開催します。

2016年 東京渋谷パルコ・大阪中之島フェスティバルプラザのふたつの DELFONICS GALLERY を皮切りに、2017年 姫路 HUMMOCK Cafe、2018年 藤沢辻堂 Toasted、2019年 鎌倉由比ガ浜 CORNO でささやかに好評を博した同展の第6回目のエキシビジョンとなります。
ふたりがヨーロッパや南米のマーケットでコツコツと収穫したキュートなシールのコレクション展示をはじめ、新作オリジナルデザインアイテムを限定販売します。

The Hours 主宰、杉 怜くん(Scenery of Design)とは、長く "高級な友情" を育んできました。本展におけるフルーツシールのアート&デザイン面のクローズアップは、彼との共同作業を通して生まれ、新しい展示の在り方を形づくるものとなりました。当ギャラリーの「こけら落とし」に相応しいフレッシュで活き活きとした展覧会になることを願っています。

九州初上陸の「旅するフルーツシールのデザイン展」、ちょっぴりレトロでカラフルな、グラフィックデザインの宝庫ともいえる〈小さきもの〉の世界をつぶさにお愉しみください。

*終了いたしました。
fruit labels traveler|calendar “Bienvenidos a Argentina”

fruit labels traveler|calendar “Bienvenidos a Argentina”

Fruit labels traveler "Calendar"

アルゼンチンの旅で知り合ったフェルナンドが案内してくれた
ブエノスアイレスのアンティーク・マーケット。
アルゼンチンのフォルクローレやロックを扱うレコードショップに、
フルーティーなドリップを淹れてくれるコーヒーショップを巡り、
その隣の店のカウンターで熱々のエンパナーダを頬張る。

もちろんフルーツショップにはたくさんのフルーツシールが。
同じくフルーツシールを集めているフェルナンドは
ちょうどイタリア旅行から帰ってきたところだといって、
手帳に貼ってあったイタリアのシールをプレゼントしてくれた。

こうして旅を経てできあがった Fruit Labels Calendar。


全国各ショップ/ウェブストアにて発売開始
*完売いたしました。